宮島登山

「経緯」
それは1通のメールからであった。
10月6日ボスから1通のメールを受け取った。
それには10月17日宮島登山よろしく!と堂々と書かれていた。

この登山は、毎年11月の第3日曜日、3月20日近辺の
日曜日に決まっており、もう何年も皆さんに参加してもらって
いるので、ははーん1ヶ月間違えたなと思い、11月ですよと
メールを返したら、すでに何人かアポを取り動き始めている由。
皆さんが納得なら反対する理由はないので、この日に決定した。

「出発」
毎回集まる時間と場所は決まっている。
それは朝10時までに広島駅で、そして都合のいい電車に乗ることである。
参加者は皆大人なので臨機応変、この電車に合わせて西広島等最寄りの駅から
乗るもよし、宮島口で合流するもよしとなっている。

連絡がない場合は、10時を過ぎれば1秒たりとも待たないと決まっているのは、
本体がぶれれば上記の臨機応変に支障をきたすからである。

まだ放射冷却の後の寒気と、昼から暑くなってやるもんねと言っているかのような
青空のもと広島駅に到着するとボス、Iさん、衣どんがすでに到着していた。
しかし何と、言い出しっぺのボスは急な予約が入り、Iさんは病み上がりで不参加。
Nさんがどうか分からないという状況。
とりあえず10時まで待って、衣どんと10時15分発の電車に乗り込んだ。

「宮島口」
宮島口に到着すると人がいっぱいで、なにやら祭りのようなものをやっている。
あなごの「うえの」の前辺りでは、太鼓をドンツクを叩いているので天○教の
人かと思っていたら宮島太鼓だった。(恥)

ここでルチ将軍(同じ電車だった)、とOさんと妹さんと合流し5人全員が揃った。
山頂で飲むコーヒーやらおにぎり、はるさめヌードル等を購入し宮島行き
フェリーに乗船した。

「宮島」
11時10分ころ宮島到着。
づーら、づーらを歩き始め、11時40分ころ登山口に到着、足固めや
ステッキの準備をする。

11時50分いよいよ登りはじめそろそろ暑くなったころ、頑張っていた
Oさんが遅れはじめたが、いつものルートである

A.消えずの火−B.3女神の本殿−C.消えずの火−D.山頂  

をOさん共々行っていては帰りが大変であるし、Oさん自身も
本意ではないだろうから行程C.の消えずの火で落ち合うこととし、
先を急ぐことにした。

13時ころ遅れ気味であるが、ロープウェイからの合流点着、
それからA.消えずの火から仁王門跡方面に少し降りて進むと、
やがて本殿へ向かう道があり鳥居がたっている。


鳥居をくぐり更に行くと左手に水がわき出ているので、ここで手を洗い口をすすぐ。
そして本殿に行き、用意していた御神酒を捧げる。
しばらくしてこの御神酒のお下がりに皆で口を付けるのであるが、
これが抜群に旨い!
眉に唾をつける人もいるかも知れないが、3柱にお供えした御神酒はそれぞれ味が違うのである。


お下がりをいただいたあとで本殿を出発、「Oさんはどの辺だろう」「もう着いているかな?」
など話し、「もし着いていない場合電話をして繋がれば近く、繋がらない場合はまだ原生林の中」
など冗談をいっていたが、行程C.に着いてみてもOさんがいない。

妹さんが電話をするが「電波の届かない場所・・・」
私も電話をしたが同じ・・・これは困ったことになった。

「山頂」
15分ほどして再度電話をしてみると繋がった!
「Oさん今どこですか?」「いま、さんちょ〜」とのんびりした声が返ってきた。
皆、Oさんの性格が分かっているので、半笑いの顔で出発。

14時ころ山頂に到着し食事の支度をする。
と、言ってもルチ将軍のバーナーでお湯を沸かすだけである。

山頂は、やや強い日差し、やや冷たい風、乾燥した空気、
遠く呉の造船所で艤装中の船が見える。
各々豚汁や春雨ヌードルに湯を注ぎ、おにぎりを食べ
腹ごしらえをする。

食後はコーヒーを飲みゆっくりと。
ルチ総軍はOさんにペットボトルにとっておいたお下がりの御神酒を振る舞う。

「下山〜終章」
15時おなかも落ちついて来たので下山をはじめる。
Oさんはロープウェイで、他4人は来た道であるもみじ谷をめざす。
16時前もみじ谷到着。

商店街でいつものようににぎり天、ビールの後Oさん兄妹はオミヤを買うと店に入って
行ったので、ここで流れ解散としルチ将軍、衣どんと3人でフェリー乗り場へ。
宮島口で衣どんは広電で帰ると広電駅へ、私とルチ将軍はJR駅へ向かい今回の
宮島登山は終了した。

本日の歩数 19,026歩

「後書き」
トーチの登山部(笑)の参加者は前述の通り、大人なのだから何ら干渉はしないのがルール。
ロープウェイを使おうが、ヘリをチャーターしようが一向にかまわない。
それぞれのペースで登り、山頂で皆でメシを食い、下山後は一緒ににぎり天を
食いビールを飲む。
そしてまたトーチで何日後に筋肉痛がでた等と言って「カタをふる」のが楽しいのである。

次は3月になりますが、一度参加されては如何?
銀輪部もあります。