土師ダムからの帰還

安芸高田市花火大会というものが8月27日の夜に土師ダムであるから皆で観に行こう、とスミちゃん(60)が言いだして、
よしそれなら人を集めて花火を観ながらBBQをしよう! ということになり、総勢20名ぐらいな感じのイベントが開催される
運びとなりました。


N山さんやボスたちが先発で現地キャンプ場で場所取りをし、BBQの支度をしておいてくれるというので、私を含めて
あとの者は17時〜18時ぐらいに現地集合という予定でした。

がw

  まず言い出しっぺのスミちゃんが参加できないことがわかり、スミちゃんの大きな車で人員や物資の運搬ができると当て込んでいたので計画変更を余儀なくされましたが、まぁ、それは事前にわかってたからいいとして。

当日、私はボスの息子さん一家の車に積んでもらって、17時着ぐらいの予定で出発。もう少しで土師ダムに着く、という時点でボスから入った連絡に より、ボスを含めて先発部隊はまだ誰も現地に着いておらず、キャンプ場利用手続き等も全くできていないことが判明w 
これにより息子半ギレww  


なにせ花火大会ですから、すでに現地駐車場は満車、遠くの駐車場からバスでピストン輸送という状況になっていたので
いっしゅん焦りましたが、キャンプ場は利用できるとのことでしたので、まぁ、ボスと息子さんとで一悶着ありましたが
どうにかキャンプ場に入れました。


この花火大会はダム湖の上で行われるので、海上や河川敷での大会と違って、湖面に映る花火がとてもきれいだと聞いていました。
まぁキャンプ場から観るのだからそれは見えないとしても、2,000発は上がるらしいので楽しみにしていました

がw

キャンプ場からは花火は全く見えないことが判明www

まあBBQをしようBBQを!! ということで参加者がそろったので、ボスの息子さんが釣った天然鮎をはじめとして牛肉、
豚肉、鶏肉、ウインナー、野菜を串にさして、七輪に熾した炭火でじゃんじゃん焼いてわぁわぁ食べました。
実に楽しく、美味しかったです。

 下は3歳、上はよくわかんない、まさしく老若男女が22名。どっかの町内会の団体かという趣ですが、
飲み屋のイベント。
ちびっこも大勢いたので、持って来た手持ちの花火をすることに。風がなくていくらか煙かったですが、
ちびっこたちの楽しそうな様子を見るのは良いものです。
(なかには子どもよりはしゃいでいる大人もいましたが) それが18時台のことでした。
 

前日、私は安芸高田市の天気予報をみておいたのですが、18時頃から雨降りとなってはいたんですが、小雨がときおり
パラつく程度で、19時半からの花火大会も始まったようでした。

が。

雨脚がいっきに激しくなってきました。

なにぶんにもN山さんたちは工務店さんなので、木によじ上ってブルーシートで見事なターフを張ってくれましたから、
人間や荷物は雨をよけることができました。
シートのしたへ七輪を移動させて料理も続行。持参のフライパンで焼きそばを作る余裕です。

まぁ1時間もすればやんでくるだろう、と、最初は全員が思っていたのですが、むしろ雨脚は強くなるいっぽうです。
21時頃に確認したら大雨洪水警報が出ていました。

すぐそばに川もあるのですが、キャンプ場の水場以外に照明はなく川は真っ暗闇のなか、雨音が激しいので川からの音も
全くきこえません。
これは待っていても状況は好転しそうにないということで、男性陣がずぶぬれになりながら片付けをしてくれて、
全員撤退することができました。

花火大会に来ていた客を帰すために警察等も出ていましたし、だいじょうぶとわかってはいたけれど、街におりてくるまでは
生きた心地がしませんでした。

市内中心部では、アスファルトは濡れてさえいませんでした。山の天気をなめたらいけないなーと痛感。

ちなみにキャンプ場には他にも数組がテントを張っていましたが、彼らは帰る様子はありませんでした。
こわくなかったのかなぁ… 小さい子たちもいたのに。

まぁ、全員無事に帰れたので思い出深いBBQ大会となりました〜 やれやれw